陽炎 〈想い〉
2020年にアルバムを制作させてもらえるということに大きな意味を感じていました。
本日アルバムに先駆けてPrismに続き先行リリースした"陽炎"は、一番最後に書き上げた楽曲です。
各種配信サービスよりお聞き頂けます。
MVも近日公開です。
まずは曲だけ。皆様に届きますように。
このアルバムの中の書き下ろしの曲の中で一番時間が掛かりました。
たくさんの変貌を遂げここに辿り着きました。
皆様の元へ届いたらそれは、もう私だけのものでなくなるので、曲について、色々作者が想いを言うのはどーかと思うのですがこの曲についてはここに書き残します。
読んでもいい人だけ...
↓
陽炎は命について歌いました。
誰もが予期せぬ事態に世界が突入し、ただでさえ未来に対して漠然とした"不安"を感じている時代だったのにその色が世界共通で一段と深まってしまったコロナ禍。
世界中、多くの方が犠牲になり、その報道が連日なされる中で数字を見るのがくるしくなりました。
正確に言うと、その数字が増えていくことに慣れてしまうことが怖いと思いました。
"ひとり"に"ひとつ"の命について考え、その周りを囲む命について考えました。
この曲は残された人の気持ちを、書いた曲です。
何回もサビを書き直して、歌詞も書き直して、メロディも変えに変えて、やっと完成した時部屋で1人涙..。おー涙が出てきたー。と思ったのを思い出す。
レコーディングメンバーのみんなと、この曲を初めて合わせた時、この曲は..難しいね。と、とても大切に受け取ってくれました。
みんなの音に、その気持ちが詰まってるので私は聞くたび感動します..。
先にリリースしましたPrismとは対極にありますが、同じ光の中にあります。
1/27リリースアルバム『薄明光線』は様々な感情に向き合い、いろんな光を表現していて、大きく二つのストーリーで構成されてます。
この二曲のコントラストは今回のアルバムの特徴を表してます。
是非、聞いてみてください。
よろしくお願いします。
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